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訪問歯科診療visit

ご自宅でも入院中でも、
専門的口腔ケアが受けられる訪問歯科診療
PROFESSIONAL ORAL CARE

訪問歯科とは、お口の困りごとがあるのに歯科医院へ通えないでいる方を対象に、歯科医師や歯科衛生士が自宅や施設に訪問して、治療や口腔ケアをご提供することです。特にお身体が不自由になってしまうと、美味しい食べ物を、しっかりと噛んで味わえることが楽しみというお話を伺います。

地域医療を担う歯科医院として、「自力で通院ができなくても歯科医院のサポートが受けられる」ことを発信し、より多くの方にご活用いただくというのが、当院の目指すところです。

当院の訪問歯科の特徴 FEATURES

  1. 訪問対応の早さ・きめ細やかさ

    当院は訪問歯科に力を入れている歯科医院であり、訪問のために外来診療を閉める必要がありません。訪問歯科専門のチームを設置し、患者さんのスケジュールや体調に応じて、できる限り早急に対応できる準備を整えています。

  2. 厚生労働省認定の、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所

    「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」とは、感染症対策や人員配置、研修要件(認知症、全身疾患への対応等)、訪問歯科診療の実績、地域医療への貢献など、厳格な施設基準をクリアしていると厚生労働省に認められた歯科医院で、全国でも十数%とごくわずかです。

  3. 徹底した感染症対策

    患者さんが不安なく歯科治療を受けられるよう、訪問先でも可能な限りの感染症対策に取り組んでいます。装備は防護衣、ヘッドキャップ、マスク、グローブ、フェイスシールドを常用し、さらにはクラスB滅菌機や医療用空気清浄機、口腔外バキューム(エアロゾル対策)も導入いたしました。

  4. 歯科衛生士が複数人在籍

    訪問診療の利用者はお口のケアが困難なケースが多く、誤嚥性肺炎や全身疾患の原因となります。治療よりも継続的なお口のケアが重視されることから、当院では歯科衛生士の国家資格を有するスタッフが複数人在籍しています。

  5. 明瞭な料金設定と分かりやすい説明

    訪問歯科診療の費用は国が定める規定料金であり、保険適用されています。当院では事前に概算料金を提示するのはもちろん、医療保険や介護保険の領収書を発行して、料金を明瞭化しています。

  6. 近隣地域の多職種連携に協力しています

    当院では近隣の介護職との連携を図ると同時に、多職種の会議や地域包括支援センター、での研修、レクレーションの開催などの協力を行っています。今後は、ケアマネジャーや施設職員へ向けたZOOM勉強会も主催する予定です。

  7. 訪問歯科健診に力を入れています

    心身の問題で外出が難しく、長く歯科医院に行けていない方、入れ歯が合っていなくてお困りの方、お口の気になることを歯科医師に聞きたい方などに対し、当院では訪問チームがご自宅や施設へ直接伺って口腔状態をチェックする、訪問歯科検診を行っています。

訪問歯科健診の流れ FLOW

まずは訪問歯科診療がどんなものかを知る手段として、歯科健診をご利用ください。1回目の訪問歯科健診は、無料での実施ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。

  1. 01

    お申し込み

    最初に、お電話にて訪問歯科健診にお申し込みください。お電話は患者さんご本人ではなく、ご家族やケアマネジャー、入居している施設のスタッフなど、代理の方でも可能です。

  2. 02

    無料健診

    患者さんのご自宅あるいは施設に歯科医師がお伺いして、口内の確認と口腔内写真の撮影を行います。

  3. 03

    健診結果のご報告

    歯科医師が検針票と口腔内写真を用いて、患者さんおよびご家族・ケアマネジャー、施設スタッフに対し、健診結果をご報告させていただきます。施設での訪問健診の場合は、ご希望に応じてスタッフの方への研修やフィードバックが可能です。

  4. 04

    治療の開始

    健診結果と患者さん(あるいはご家族など)のご希望に応じて、治療、専門的口腔ケア、療養に関する助言を行います。

訪問で口腔ケアを
受けるメリットとは?
MERIT

  1. 歯の本数によって、認知症の
    発症・進行リスクが変わる

    近年の研究により、歯が20本以上ある方に対して、残存歯が少なく入れ歯も未使用の方は、認知症の発症リスクが1.9倍。天然歯やインプラント治療によって何でもしっかりと噛める方と比べると、物を噛みにくい方は認知症の発症リスクが1.5倍にもなるという結果が出ています。

  2. 命を落とす危険のある、
    誤嚥性肺炎の予防

    90歳代の方が亡くなる原因においては、がんや心疾患を抑えて肺炎が第一位です。口腔ケアが不十分だと、唾液や異物を誤嚥した際に口内細菌が肺に入り込んで誤嚥性肺炎を引き起すリスクが高くなります。それを防ぐために、専門的口腔ケアによるサポートが必要です。

  3. 発熱・インフルエンザの予防

    歯科医師や歯科衛生士による専門的口腔ケアを受けている方とそうでない方では、発熱の発生率に大きな差があることが判明しています。訪問歯科が必要な方は体力の低下が見られるため、特に口腔ケアをしっかりと行って、感染症や発熱のリスクを低減させることが大切です。

  4. 糖尿病の予防効率が向上

    歯周病の方は糖尿病を発症するリスクが2倍~3倍に高くなるという研究結果が出ています。また、血中に歯周病菌が入り込むと、血糖値を下げるインスリンの障害にもなるのです。糖尿病の治療と予防を効率的に行うためにも、並行して歯周病治療に取り組む必要があります。

  5. 総合的な医療費の節約

    口腔ケアがしっかりとできていて、自分の歯が多く残っている方は、歯科疾患以外の病気や全身トラブルの予防にも繋がり、生涯の総医療費も低減することが分かっています。データによると、歯が0本~4本残っている人は年間54万1,893円かかる費用が、歯が20本以上残っている人では年間約36万4,634円と、その差額は17万7,700円にも上っています。

口腔トラブルのチェックリスト CHECK!

  • 入れ歯が合わなくて噛むと痛い、
    外れやすい、喋りにくい
  • 歯茎の腫れ、出血、ぐらぐらと動揺が
    見られる
  • 食べ物をうまく呑み込めない、
    食事中にむせる
  • 手が動かしにくい、あるいは寝たきりになってしまい、
    お口のお手入れがしにくい

訪問歯科サービスを
利用できる方

患者さん自身での歯科通院が困難で、ご自宅(訪問先)がかみきたデンタルクリニックより半径16km以内にある方が対象となります。「通院が困難な方」の基準は、歯科医師あるいは医師、薬剤師が「通院困難」と判断した方です。ご年配の方をはじめ、認知症、統合失調症、脳梗塞、リウマチ、パーキンソンといった疾患でリハビリ療養中の方、障がいをお持ちのお子さんや大人の方にもご利用いただけます。対象に入るかどうかは、お電話でご確認ください。
※歯科通院が困難である何かしらの理由があることが前提ですが、医師の診断書などは一切不要です。介護度などでの具体的な線引きもありません。

訪問歯科診療の料金 PRICE

訪問歯科は、基本的に全て国の定める保険適応で行うことができます。交通費や出張費、謝礼等は一切かかりません。何らかの理由で歯科医院への通院ができない方は、ぜひ一度ご連絡ください。※3割の場合など、負担割合にはご留意ください。

国民保険・社会保険一般の医療保険の一部負担金と同じ扱いになります。
後期高齢者医療保険医療費の1割(または3割)が一部負担金となります。
障がい者・生活保護一般の医療保険の一部負担金と同じ扱いになります。
国民保険・社会保険各市町村の減免と同じ扱いになります。
介護保険

在宅の場合は居宅療養管理指導費が 介護保険の適用となります。ケアプランとは別枠です。

  • 歯科医師による診療は1回509円(月2回まで)
  • 歯科衛生士による診療は1回356円(月4回まで)

※ケアプランの対象となる限度額の「除外」となります。

訪問診療の料金は
診療費+指導費+治療費
の3つの料金が発生します。

よくあるご質問Q&A

  1. 口腔ケアだけで利用することは可能ですか?

    原則、通院が困難な方が対象となります。寝たきりまたはそれに準ずる状態の方、認知症で外出が難しい方、通院介助できるご家族がいらっしゃらない場合などです。詳しくはご相談ください。

  2. 申し込み前の事前の相談はできますか?

    ぜひお気軽にご相談ください。ご家族の方からのお電話やご来院でのご相談も可能です。患者様の状態やご要望に応じて、訪問診療の頻度や治療内容など検討してまいります。

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